御田植祭・穂揃祭・事業安全祈願祭

4月第2日曜日
高嶺神社に伝わる豊作祈願の神事で、御田植祭は4月3日に、穂揃祭は4月10日に行われていましたが、現在では4月の第2日曜日に行われています。
御田植祭では、神殿前の仮田で田男が鍬で耕す仕草をし、仮苗を投げ入れます。そして早乙女が田植えをまねて仮苗を並べ、その後仮苗を集めて神前に供えます。
穂揃祭では、寄進された稲穂を早稲(わせ)中稲(なかて)晩稲(おくて)に分け、赤・黄・口紅色の菊の造花を添えた膳(花膳(はなぜん))や大豆、大根、芋膳等計108膳の三宝を神前に供えた後、稲穂を参拝者に配ります。参拝者はその稲穂の出来具合などから今年の収穫を占います。
これらは、田植えから収穫に至る過程を神前で演じることで、その実現を祈る農耕儀礼であり、農民生活にとって最も重要な行事の一つとして行われてきました。
穂揃祭において本殿に供えられた花膳(はなぜん)は、一年の豊穣を祈り、満たされた様を表すものです。皆様方のご家庭・事業所・店舗などに飾っていただき、『小さな一粒の願いが万倍にも実る、願望成就』の縁起物としてください。